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日頃の手入れが大事!知っておきたい、キレイな部屋を保つコツ

住まいの日頃のお手入れ

日頃からこまめにお手入れすることは、住まいの美しさを保てるだけでなく、設備などの寿命を伸ばすことにもつながり、経済的です。ぜひ、参考にしてください。

目次
  1. 内装材のお手入れ
  2. キッチンのお手入れ
  3. トイレのお手入れ
  4. 外部建具のお手入れ

内装材のお手入れ

建材フロア・無垢フロア

フローリングは水気に弱い

フローリングは水気を嫌います。水気がついたままにしておくと、ヒビ割れやふくれ等の原因になります。雨水や結露水が表面についたら、すぐに拭き取ってください。

  • 日頃は、乾拭きを行ってください。濡れ雑巾をひんぱんにかけると、ヒビ割れや変色が生じることがあります。
  • 油類をこぼした時は、すぐに乾いた布やキッチンペーパー、新聞紙などで拭き取ってください。その後、油分が残らないように中性洗剤で拭き、水拭きした後、乾拭きで仕上げます。
  • 汚れがひどい時は、住居用洗剤(弱アルカリ性)を薄めた液で拭き取ってから、乾拭きします。
  • シンナーなどの溶剤、塩素系・酸性洗剤を使わないでください。色落ちの原因になります。
  • ペットの排泄物を長時間放置すると、シミや変色の原因になりますので、すぐに拭き取ってください。

ここに注意!

  • 直射日光に長く当たるとヒビ割れや変色、隙間が生じることがあります。カーテンなどで遮るようにしましょう。
  • ホットカーペットを直接敷かないようにしましょう。面材の反りの原因になります。
  • ファンヒーター等の温風を局所的にフローリングに当てないようにしてください。収縮が発生し、隙間の原因になります。
  • 室内が乾燥しすぎないようにご注意ください。隙間や表面のヒビ割れの原因になります。
  • テーブルや椅子を引きずると表面を傷つけますのでご注意ください。キャスター付きの椅子や家具を移動するときにはマットを敷くようにしましょう。また、ゴム製の脚キャップを使用するとシミが付着することがあります。
  • ピアノなどの重量物の脚部には、緩衝材や敷板を必ず敷いてください。移動の際には持ち上げるようにしてください。
  • 無垢材は自然素材の為、温度や湿度の影響を受けやすく、収縮しやすい材質です。その為に、反り・空き等が発生することがあります。
  • 床鳴りは季節によって温度や湿度の影響を受けることにより、発生することがあります。一定期間経っても状況が変わらない場合、弊社にご相談ください。

ビニールクロス

クロスの継ぎ目に逆らわない

継ぎ目に逆らわないように水拭きしてください。継ぎ目から水分が入るとはがれやすくなります。

  • 落ちにくい汚れは、住居用洗剤を含ませた布かブラシで拭き取りましょう。
  • クロスの収縮や建物が揺れる事で、入隈やジョイント部分にスキ、よれが出ることがありますが本体には問題はありません。

ここに注意!

  • 溶剤(シンナー、ベンジンなど)を使うと色柄が消えることがあります。
  • シールや接着テープを貼らないようにしましょう。はがした跡が汚くなり、表面の仕上げ材がはがれることがあります。
  • 竣工後3~4ヶ月間は、クロス本体の収縮によりスキやよれが出やすい期間です。

キッチンのお手入れ

ステンレスシンク・トップ

汚れを放置しない

汚れが落ちにくい時やもらいサビがついた時は、スポンジに液体クリームクレンザーを含ませ、筋目(ヘアライン)に沿って磨きます。洗剤分を残さないように水洗いした後、乾いた布で水気を拭き取ってください。

ここに注意!

  • 熱い鍋を直に置くと焦げ跡がつくことがあります。鍋敷きを利用してください。
  • 塩分や油脂分などの汚れを放置すると、もらいサビの原因になります。すぐに拭き取りましょう。
  • 鉄製のものを長時間置きっぱなしにすると、もらいサビの原因になります。
  • スチールウールやタワシ、磨き粉等を使うとキズや変色の原因となります。

IHクッキングヒーター

  • お手入れは必ず電源スイッチを「切」にして、高温注意ランプが消えてから行ってください。
  • トッププレートは固く絞った布でこまめに拭きましょう。
  • 取れにくい汚れは、ラップやアルミ箔を丸め、クリームクレンザーを付けてこすり取りましょう。

トイレのお手入れ

便器・タンク

汚れはこまめにお掃除

便器の汚れは放置するとカルシウムが沈着したり、尿酸による黄ばみ、バクテリアによるピンク色の汚れが発生します。柄付きスポンジブラシなどでこまめに洗い落しましょう。

  • タンクや便器の表面に水滴がついている時は、こまめに拭き取りましょう。床との間についた水滴は床材の汚れやシミの原因になります。
  • 洗剤は中性洗剤をご使用ください。
  • 年に1回程度、ボルトのゆるみをチェックしましょう。

ここに注意!

  • 便器内と手水鉢内には防汚加工が施されています。下記の洗剤と用具は防汚性能を低下させますので、使用しないでください。
便器のお手入れに使ってはいけない洗剤・用具
洗剤
酸性洗剤、アルカリ性洗剤、研磨剤入り洗剤、業務用の強酸性・強アルカリ性洗剤
用具
金属ブラシ、研磨剤入りのナイロンたわし、紙やすり

外部建具のお手入れ

網戸

まずは網の目のホコリを落とす

  • 網がたるまないように、手ぼうきなどでやさしくホコリを払います。
  • 掃除機を使用する場合は、ブラシパーツをつけるか、片面に新聞紙を貼り付け反対側から吸い取ります。
  • 汚れがひどい時は、住居用洗剤を薄めた液をスポンジか布につけて、網目に沿って両側から均等の力でこすり洗いします。
  • 丸洗いする場合は、平らな場所にネットの貼ってある側を下にして寝かせ、スポンジや網戸ブラシで水をかけながら軽くこすり洗いします。